ライブシーンにアンテナを張り、THE FIRST TIMES独自の取材で入手した音楽業界人から見た新人アーティストの推しポイントをご紹介する企画 「バリサン」。
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今回は、東京都内を拠点に活動中の4人組バンド・リュックと添い寝ごはん(通称・リュクソ)をご紹介。
■「リュックと添い寝ごはん」ミュージックビデオ
■音楽業界人は「リュックと添い寝ごはん」のココに注目
全年齢に響く、Y2K生まれのレトロモダン
(宮田’レフティ’リョウ)彼らの紡ぎ出すメロディーや歌詞からは、
どことなくはっぴいえんどやチューリップといった、70年代フォークロックの香りを感じる。
時代を超えたインスパイアが起こるのが、垣根無く音楽を摂取できるサブスクネイティブ世代が作る音楽の面白いところだと思う。
実は筆者は一時、彼らの母校で軽音楽部のコーチをしており、リュクソの指導をしたこともある。
再び彼らと合間見えて共に音楽を作れるという事に驚きと感動を覚えている。
これからも日々成長していく彼らを見守っていきたい。
ルールは1つ、『音を楽しむ』ただそれだけ。
(選曲日和)リュックと添い寝ごはんはいつも温かい。心の奥に隠していた冷たい感情さえもじんわりと溶かし、肯定してくれるような優しさがある。
そんな彼らのライブは自由そのもの。棒立ちでもいい。拳を突き上げてもいい。形は違えど、全員が『音を楽しむ』という目的に向かう共同体であり、その一体感は高鳴りと安らぎを同時に味わえる不思議な体験である。
リュクソが描く夢の世界にずっと浸っていたい
(ROCKIN’ON JAPAN編集部/畑雄介)ポップスの役割のひとつに「夢を見せること」がある。リュックと添い寝ごはんはそのことに自覚的なバンドで、リスナーを「目の前の現実」から「ここではないどこか」へと音楽で誘ってくれる。近年、松本ユウのシニカルな視点が切り取る「現実」と多幸感に溢れたサウンドで描く「どこか」の飛距離が伸びたことで楽曲がよりドラマチックになっているし、そのふたつをパフォーマンスで繋ぐライブ力が増していて、ますます目が離せない。
■「リュックと添い寝ごはん」手書きコメント
「リュックと添い寝ごはん」メンバー
松本ユウ(Vo. / Gt.)
堂免英敬(Ba.)
宮澤あかり(Dr.)
ぬん(Gt.)
■「バリサン」担当メモ
ボーカルの最高級羽毛布団ばりの優しい声からここぞというときの食べるラー油ばりにガツンと来る声。ベースの柔らかいのに芯のある音は炊飯器で寝かせた玄米みたいだし、ギターの音は炊き込みご飯の奥に光る出汁みたいに溶け込んでいるけれどそこがミソです、なんならメインディッシュにもなれちゃいますよと言ってくる。そして絶対に忘れてはいけないドラムは、土釜の繊細な温度調整を担うとも言える完璧な炊き具合に不可欠な縁の下の力持ち。美味しくて楽しいごはんの出来上がりです。
ぜひ夜更かしのおともにリュックと添い寝ごはんを。
担当イチオシ楽曲はこちら
1st mini album『青春日記』収録「グッバイトレイン」: https://jvcmusic.lnk.to/Seishunnikki
リュックと添い寝ごはん OFFICIAL
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