THE F1RST TIMES

INTERVIEW

2022.07.05

ゴスペラーズ、セルフカバーアルバムで伝える、アカペラをやってきたグループとしての矜持。5人の想い

これまでのキャリアの中で様々なアーティストに提供してきた楽曲を収録した初めてのセルフカバーアルバム『The Gospellers Works 2』をリリースしたゴスペラーズ。

三浦大知のソロデビュー曲として提供された「Keep It Goin’ On」では、男女ツインボーカルの“シティソウル”バンドとして注目を集めるPenthouseをフィーチャーすることで、単なるセルフカバーを超えた次元の再構築を成功させた。また、声優の小野大輔に書き下ろされた「Sounds of Love」や、ボイスエンターテインメント「アオペラ-aoppella!?-」への提供曲「Follow Me」「RAINBOW」といったリリースされたばかりの新曲をいち早くセルフカバーしているのも大きなポイントだ。他にもテゴマスの「DONUTS」やジャニーズWESTの「Special Love」、郷ひろみの「五時までに」、夏川りみの「会いたくて」といった名曲群が、新たな息吹を感じさせる仕上がりとなって収録されている。

現在、ツアー「ゴスペラーズ坂ツアー2022“まだまだいくよ”」で全国を巡っているゴスペラーズの5人に、本作の制作についてじっくりと話を聞いた。

INTERVIEW & TEXT BY もりひでゆき
PHOTO BY 関信行

■今回は“作り手としてのお仕事”

──約15年ぶりに『The Gospellers Works』の第2弾が到着することになりましたね。今回は様々なアーティストへの提供楽曲のセルフカバー集になります。

安岡 優(以下、安岡):はい。前作はゲストボーカルやフィーチャリングボーカルなど、“歌い手”としてかかわらせていただいた“お仕事”をまとめたアルバムでしたが、今回は“作り手としてのお仕事”と言いますか、いろんな方々に提供させていただいた楽曲をセルフカバーするという趣旨でまとめさせていただいた作品になります。

村上てつや(以下、村上):いつかセルフカバーをまとめたいなという思いはあったんですよ。それを今のタイミングでようやく形にすることができたっていう。コロナ禍でいろいろとやれることをやっていかなきゃいけない状況になったことに加え、今やっているツアーを始めるにあたって、ファンのみなさんに新しく楽しんでいただけるものを持っていきたいという気持ちが、セルフカバーをする気持ちの後押ししてくれた感じでしたね。とは言え、最初はアルバムにするというゴールを決めていたわけではなく、今の時代的に配信オンリーで楽曲をリリースしていくのもアリかなとは思っていたんですけど。

──結果的にアルバムとしてフィジカルリリースできることに繋がった理由というのは?

村上:制作をしていく過程で、「アオペラ-aoppella!?-」と小野D(小野大輔)くんに楽曲提供のお話をいただけたことが大きかった。そこで僕らは逆提案をさせてもらったんですよ。ちょうどセルフカバーをやっているタイミングなので、提供させていただいた楽曲を僕らにも歌わせていただけませんかと。

安岡:うん。世に出るタイミングはほぼ同時期になっちゃうんだけど、どうでしょうかっていう。

村上:それがうまくいったことで、非常に遠くまで球を投げられるアルバムにすることができたんですよね。だってね、「アオペラ-aoppella!?-」の2曲と小野Dくんに書いた曲は、ゴスペラーズファンにとってはほぼまっさらな新曲のようなものですから。セルフカバーではあるけど、フレッシュさも感じてもらえる作品集になったかなと。

黒沢 薫(以下、黒沢):うん、本当にいいアルバムになったと思います。

──今回あらためて調べてみましたけど、ゴスペラーズによる提供曲ってものすごい数がありますよね。

安岡:数えてみたら60曲以上あったんですよ。

黒沢:多分、世間の人は全然知らないと思うんですけどね。ファンの人はもちろん知ってくれているけど、僕らのことをテレビでたまたま観てくれた人なんかは、ゴスペラーズが曲を書けるグループだということも認知されていないと思う。

村上:うん。だから今回の作品を通してそういう部分をアピールしたいところはあるんですよね。

──選曲はなかなか大変だったと思うのですが、どんな基準でセレクトしましたか?

安岡:まずはやっぱりたくさんの方に知っていただいている曲を入れようということで、三浦大知くんのソロデビュー曲「Keep It Goin’ On」がすぐに決まりました。そこから、女性に向けて書いた曲を自分たちが歌ったらどうなるだろうかという興味から、夏川りみちゃんの「会いたくて」を。あとは先輩に書かせていただいた曲と、後輩に書かせていただいた曲という意味で、郷ひろみさんの「五時までに」と、ジャニーズWESTの「Special Love」、テゴマスの「DONUTS」を選んでいきましたね。その後、運命的に「アオペラ-aoppella!?-」と小野Dの曲が加わったことで、アルバムとしていいバランスの内容になったと思います。

■提供曲というのは、作り替える楽しさがすごくある

──提供曲たちを今のゴスペラーズとしてアレンジ、表現していく作業はいかがでしたか?

村上:今回それぞれの曲をアレンジしていく作業においては、去年、武田と哲也で僕がマーチン(鈴木雅之)さんに書いた「Ebony & Ivory」をセルフカバーした経験がいい意味で影響を与えてくれたこともあったんですよね。僕らは普段、自分たちの曲ではあんまりアレンジを変えることはしないようにしているんだけど、提供曲というのはある種、素材として新鮮なものに作り替える楽しさがすごくあるなと感じることができた。そこでのいい感触、ひとつの成功例を念頭に置きながら各曲に向き合っていったことで、様々なタイプの新しい出会いを感じてもらえるアレンジになったと思います。

──先行配信された「Keep It Goin’ On feat. Penthouse」は、男女ツインボーカルの“シティソウル”バンド、Penthouseがフィーチャーされています。非常に斬新で面白いセルフカバーになっていますね。

黒沢:大知が歌っている「Keep It Goin’ On」はいわゆるR&Bサウンドになっているんだけど、僕と宇佐美(秀文)くんが作曲をしていた段階でのデモトラックはちょっとバンドっぽいものだったんです。なので、今回はそのイメージに戻してみようかなと思ったんですよね。そこで、ちょうどメジャーデビューをしたタイミングだったPenthouseに思い切って声をかけたところ、喜んで引き受けてもらうことができて。しかも、「歌ってもいいですか?」と向こうから言ってくれたんですよ。彼らはソウルを上手く表現できるバンドだし、それに加えて非常に優れたふたりのボーカリストが強力な個性になっているので、僕らとしては「え、逆にいいんですか!?」みたいな(笑)。ガッツリお任せさせてもらいました。

■僕らとしては“あ、だったら成功です”みたいな(笑)

──コーラスアレンジまでお任せしちゃってますもんね。

黒沢:そうそう。ボーカルの浪岡(真太郎)くんはコーラスアレンジメントもすごくうまいので、思い切って頼んでみました。結果、いつもの僕らとはちょっと違う雰囲気のコーラスになったし、当然のことながらPenthouseサウンドにもめちゃくちゃ馴染むものになっていて。ラフミックスを聴いた誰かが“Penthouseの新曲かと思った”と感想を漏らしていたそうですけど、僕らとしては“あ、だったら成功です”みたいな(笑)。

北山陽一

──セルフカバーを超えた仕上がりだと思います。

北山陽一(以下、北山):確かにそうですよね。「~feat.ゴスペラーズ」にしても成立しそうですし。そんなコラボってなかなかないなって思ったり(笑)。

黒沢:かなり密度の濃いソリッドなサウンドなので、それを歌いこなすという部分では我々としても挑戦っちゃ挑戦でもあって。スリリングでとても楽しいレコーディングでしたよ。

酒井雄二(以下、酒井):かっこよさの方向が僕はすごく好きですね。ものすごく尖った仕上がりになってるじゃないですか。個人的には尖ってる若手世代にどんどん出てきてほしいし、こういう面白い楽曲をどんどん聴きたい。このまま思いきり自分たちの好きなことをやって、Penthouseにはすんなりブレイクしてほしいですよね。あと、こっちのバージョンで大知が踊ったら面白いかな、っていう興味もある。

黒沢:声かけてみようかな。大知はフットワーク軽いから実現するかもしれない。

北山:「各音楽番組のみなさん、ゴスペラーズと三浦大知とPenthouse、3組のセッションとかどうですか?」みたいなね。

酒井:そんな第2第3の波及が生まれたら最高だと思います。

──各楽曲を今のゴスペラーズとして再構築していく作業を通して、何か気づきみたいなものってありましたか?

安岡:気づきとは違うかもしれないけど、僕が単純にいいなと思えたのは、それぞれの楽曲に対して“あーいい歌だな”って素直に思いながらレコーディングすることができたんですよ。普段、自分たちのオリジナルアルバムを作っているときは、そう思えない部分ってあると思うんですよね。

黒沢 薫

村上:思っていたとしても、お客様の判断をいただく前にそれを自分たちから言っちゃいけないからね(笑)。

安岡:そうそう。でも今回の楽曲たちは、一度誰かがいいと思ってくれたから世に出ているわけだし、それを聴いてファンの方もいいと言ってくれている曲たちばかり。だから僕らとしても気持ちよく“いい歌だな”と思っても大丈夫っていう(笑)。なんのてらいもなく、そういうテンションでレコーディングできる気持ちよさを味わえたところはありましたね。

■アレンジしないアレンジ”という選択ができた

──セルフカバーって主観と客観が混ざり合う感覚がありそうですよね。

黒沢:それはありますね、確かに。

安岡:だからこそ、かつての自分のことをひとりの作家として冷静に褒めてあげられるというかね。そういう感覚が味わえたのは面白かったですね。

北山:僕はコーラスアレンジをするうえで、ちょっと変化を感じたところがあったんですよ。活動の年数が増えたことでできることは確実に増えているんだけど、例えば今回の「五時までに」のコーラスを作るときに、“書かないを書く”みたいなことができたんですよね。“アレンジしないというアレンジ”ができるようになったというか。

村上:あははは。合気道みたいな世界に入ってきたな(笑)。

北山:何もしないをしている、みたいなね(笑)。しかも、さっきの安岡の話にも繋がりますけど、今回のセルフカバーではより純粋に楽曲とかかわれた気もしていて。楽曲に対しての評価がすでにあるし、しかも自分たちがそれを作った作家なわけだから、言葉を選ばずに言えば壊す権利があるわけですよ。ある種、どんなことをしてもいい状況の中で、どうしたらこの曲をいちばん輝かすことができるかっていう部分だけに集中することができる。だからこそ、“アレンジしないアレンジ”という選択ができたんだと思うんです。それはたぶん、10年前の自分にはできなかったことのような気がします。

酒井雄二

──一方ではソロで歌われた楽曲を、5人でセルフカバーする面白さもありそうですよね。そこは引き算ではなく足し算なのかもしれない。

北山:そうですね。ボーカルがたくさんいる、ハーモニーができる、アカペラもできるという武器で戦うとなったときに、どうやったら僕ららしさを出せるかという部分にギュッと集中してアレンジしていったところはあったと思います。カバーをする際にもそういう戦いはあるんですけど、セルフカバーの場合には作ったのが自分たちだというまた別のハードルがあったりするので、そこをどう攻略していくかは楽しい作業ではありましたね。

■9年前の「DONUTS」はもう江戸時代みたいなもんですから(笑)

──勝手な考えですけど、セルフカバーってもっとライトな感覚で臨めるものなのかなと思っていました。でも実際はかなり深く向き合って制作されていったんですね。

村上:言葉はよくないけど、僕らとしても始まりはイージーでライトな感覚だったんですよ(笑)。でもいざ始めてみるとね。

黒沢:そうそう。絶対そうなっていくんだよ。

北山:楽曲と向き合って掘っていけば掘っていくほど、“まだまだやり方があるぞ”みたいな(笑)。

村上:そういう意味で言うと、新しく書いた3曲(「Sounds of Love」「Follow Me」「RAINBOW」)はね、時の流れみたいなものをすごく感じて面白かったんですよ。例えば僕が2013年に書いた「DONUTS」なんかはメロディーの隙間がすごくある。それはコーラスを前提にしてるからってのもあるんだけど、それにしたってリードボーカルがかなり余裕を持って歌えるメロディー構成になっているわけ。で、今回の「Follow Me」で一緒に作曲をしたとおるすくんには去年、ゴスペラーズのアルバム(『アカペラ2』)で「I Want You」って曲を作ってもらったんだけど、あの曲はもうサビが終わるまでに4分休符レベルの休符が1個もないんですよ。

黒沢:とにかく苦しくて苦しくて(笑)。

村上:8分か16分ぐらいしか休んでないくらい、ずっとメロディが続いていくっていう。で、今のJ-POPを見渡してみれば、そういう曲がすごく多いんだよね。アニソンなんかによくあるような、とにかく早口で、譜面にしたら音符だらけで真っ黒になるような曲がスタンダードになっているっていう。そんな状況の中で過去の自分たちが書いた曲をあらためてセルフカバーしてみて思ったのは、なんかのんびりしちゃってんなってことだったんですよ(笑)。

全員:あははは。

村上てつや

村上:ベースがソウルだから、最初のコードが鳴ってから、2拍半リードが歌わなかったりするしね。“何やってんの?”“寝てんの?”みたいな(笑)。

黒沢:それはすごく感じるね(笑)。

村上:で、今回ご縁があった「アオペラ-aoppella!?-」は今の若者、高校生が歌うという設定なので、僕が書いた「Follow Me」に関しては譜面が真っ黒になるような曲にすることを意識的に挑戦してみたんですよね。それは提供曲だからこそできたことだし、同時にそれをゴスペラーズとして歌うことができたのもすごく面白い経験でした。この曲と比べたら、9年前の「DONUTS」はもう江戸時代みたいなもんですから(笑)。

──アカペラのスタイルにも変化を感じますしね。

村上:そうそう。テクニックをバッと詰め込むようなアカペラアレンジがすごく増えているから。もう「ひとり」なんかは縄文時代のアカペラだと思いますよ。

酒井:江戸よりもさらにさかのぼって(笑)。

北山:そんなこと言ったら今回の「五時までに」のアレンジなんて旧石器時代みたいな感じでしょ。“間”しかないよ。

黒沢:確かに間が多いよね。

村上:いや、でもあれは弦が入ってるからさ。ルネッサンスだね。

黒沢:ちょっと現代に近づいたよ(笑)。

■セルフカバーバージョンはちょっと洋楽に寄せる

──小野大輔さんに提供した「Sounds of Love」は酒井さんが作詞・作曲を手がけられていますね。

酒井:はい。「コロナ禍の終わりに向かっていくような曲を」という先方からのイメージ通りに書いていきました。提供曲の場合は歌われる方のことだけを考えて書くのが通常なんですけど、今回はゴスペラーズとしてセルフカバーをするかもしれないという話がチラチラ出てきている中での制作だったので、“どっちに合わせりゃいいんだ!?”と、すごく迷ったのを覚えていますね。ただ、アレンジに関しては小野Dが歌うバージョンとは別に、もうひとアイデア出してもいいということになるので、そこについては“え、いいんですか?”みたいな気持ちでちょっとうれしかったです。結果としてセルフカバーバージョンはちょっと洋楽に寄せるという話になりました。

安岡 優

──アレンジはもちろん、曲の構成的にもゴスペラーズらしさを強く感じさせる曲になっていますよね。

酒井:そうですね。ちょっと落ち着いたトーンでリードを歌ってもらうというところで小野さんらしさを感じてもらいつつ、一方では最終的にゴスペルクワイアのように大人数でドンとコーラスが入ってくる流れにはゴスペラーズらしさを感じてもらえる曲にはなっていると思います。

黒沢:小野Dバージョンとはアレンジのアプローチが全然違っているのがいいよね。「へぇ、こんなふうに変わるんだ」っていう。どっちもすごくいい聴き心地だと思いますよ。

■ゴスペラーズとしてちゃんと生き残れていたから

──そして、ボイスエンターテインメントプロジェクト「アオペラ-aoppella!?-」に提供した2曲のセルフカバーからは、約28年にわたってアカペラをし続けてきたグループとしての矜持のようなものを感じました。

北山:そもそもの話ですけど、「アオペラ-aoppella!?-」のようなコンテンツが動き出す際に、「アカペラやってみよう」「やってみたい」と思ってくれる声優さんがたくさんいる事態がまずすごいことじゃないですか。

村上:アカペラに興味を持ってくれる人がいなきゃできないわけだからね。

北山:そうそう。アカペラをすることは簡単なことではないので、そこに飛び込んでくれる人が大勢いることがまず嬉しい。で、実際にアカペラを始めてみるとたくさんの喜びと同時に、苦しみもあるわけですよ。その感覚を僕らは過去に通ってきているから、「アオペラ-aoppella!?-」に参加している声優さんたちの気持ちをしっかり理解して、そこに寄り添うこともできる。それを今回のセルフカバーを通して伝えたいと思ったのは、まさにおっしゃっていただいたように、長年アカペラをやってきたグループとしての矜持だとは思いますね。「アオペラ-aoppella!?-」のようなプロジェクトが生まれるくらいアカペラというシーンがあったまってきているのに、僕らがそっぽを向くのはやっぱり違うよねっていう。「そのために頑張ってきたんじゃないの?」っていうことですから。

村上:そうだね。僕らのやってきたことをリスペクトしてもらったうえで、「ぜひ参加してもらえませんか?」と言ってもらえたこと自体、すごくありがたいことだしね。いい意味でプレッシャーのかかる、やりがいのある出来事だった。しかも、それをほぼ同タイミングでセルフカバーさせてもらえたのもすごくよかったし。

黒沢:ヒップホップ界における「ヒプノシスマイク」の盛り上がりを見て、すっごく羨ましかったからね(笑)。だから「アオペラ-aoppella!?-」が動き出したときは「キター!」って思いましたよ。

安岡:今までにアカペラブームと呼ばれる時期が何度かあったけど、今回のターンにしっかりかかわることができたのは、ゴスペラーズとしてちゃんと生き残れていたからでもあるしね。その喜びも感じました。だからこそ、「RAINBOW」を書くときは本当に気合いが入ったし。

■今回のアルバムはぜひ原曲と並べ聴きしてもらいたい

──「アオペラ-aoppella!?-」の世界にしっかり寄り添った楽曲になっていますよね。

安岡:今回あらためて思ったんですけど、いい歌詩を書いて、いいメロディーを作らないと、いいアカペラになんかならないんですよ。だから「アオペラ-aoppella!?-」のボイスドラマを徹底的に聞き込んで、キャラの性格をしっかり把握したうえで、“このキャラならどんな声で、どんな言葉を歌うだろう”っていうことを考えながら作っていきました。“彼の音域はこれくらいだから、歌い出しはこうなるよな”“これくらいキーが高いとよりキャラが見えてくるよな”みたいなことをものすごく考えて。

村上:安岡はすごかったですよ。「アオペラ-aoppella!?-」のキャラの名前ってすごく難しいんです。俺なんかは正直、名前を覚えるのも大変で(笑)。もちろんいただいた資料は丁寧に読み込んだうえで作りましたけど、安岡ほど世界観を反映させるのは難しかったので、「Follow Me」は結構自分に引き寄せて作ったところがあったんですよね。

安岡:キャラクターのモノマネとか家でやってましたから(笑)。

村上:すごいよね(笑)。まあでも、同じ「アオペラ-aoppella!?-」という題材がありながらも、ちゃんとカラーの違う、書き分けた雰囲気の2曲になったと思います。

北山:考えてみればさ、アカペラを前提にして曲を依頼されたことって「アオペラ-aoppella!?-」が初めてじゃない?

村上:曲をいただいて、それをアカペラアレンジにしたことはあるけど、確かにゼロから作っていくのは今回が初めてかもね。

北山:そういう意味でもすごく新鮮な経験ではあったよね。

安岡:ね。「アオペラ-aoppella!?-」の曲はもちろん、今回のアルバムはぜひ原曲と並べ聴きしてもらいたいですよね。

黒沢:そうだね。絶対面白いと思う。

酒井:原曲のファンの方々が、このアルバムを通してゴスペラーズの元にも来てくれるとうれしいです。「おいで、おいで!」と願っております。


リリース情報

2022.07.06 ON SALE
ALBUM『The Gospellers Works 2』

初回生産限定盤

通常盤


ライブ情報

ゴスペラーズ坂ツアー2022 “まだまだいくよ”
※終了分は割愛
7/8(金)   福岡サンパレス ホテル&ホール
7/9(土)   宮崎市民文化ホール
7/14(木)滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 大ホール
7/16(土)佐賀市文化会館 大ホール
7/17(日)長崎・島原文化会館 大ホール
7/20(水)福島・須賀川市民文化センター 大ホール[振替公演]
7/23(土)東京国際フォーラム ホールA
7/24(日)東京国際フォーラム ホールA
7/29(金)静岡市民文化会館
7/30(土)三重・四日市市文化会館 第1ホール
8/6(土)   沖縄・那覇文化芸術劇場なはーと 大劇場


プロフィール

ゴスペラーズ
北山陽一、黒沢 薫、酒井雄二、村上てつや、安岡 優からなるヴォーカルグループ。1994年12月21日、キューンミュージックよりシングル「Promise」でメジャーデビュー。以降、「永遠(とわ)に」「ひとり」「星屑の街」「ミモザ」など多数のヒット曲を送り出す。他アーティストへの楽曲提供、プロデュースをはじめ、ソロ活動など多才な活動を展開。日本のヴォーカル・グループのパイオニアとして、アジア各国でも作品がリリースされている。2021年3月には、アカペラのみで構成されたオリジナルアルバムとしては実に18年振りとなる「アカペラ2」を発売し話題となった。2022年4月から33都市36公演をめぐる全国ツアー「ゴスペラーズ坂ツアー2022 “まだまだいくよ”」を開催。


ゴスペラーズ OFFICIAL SITE
https://www.gospellers.tv