■「夢って達成したらまた次の夢ができるものだし、自分の成長とともに変わるものだったりする。だから『夢を見ている』とか『見させてもらう』その時間がいちばん幸せかもしれない」(Sexy Zone・中島健人)
中島健人(Sexy Zone)が1月4日発売の『日経エンタテインメント!』(日経BP)2023年2月号のロングインタビューに登場。「11年目に立てた起点」と題して、潮目が大きく変わったこの2年余りのSexy Zoneと個人活動について、じっくりと語っている。
2022年はCDデビューから11年目にあたる年だった。中島個人は2本の映画が公開、CMは4社増になり、グループとしても6月にリリースしたアルバムが自己最高のセールス、12月には悲願の初ドームライブを開催。それまではグループの編成が変わったり、メンバーの活動休止があったりと、不安定なイメージが拭えなかった彼らだったが、ようやく様々な歯車がかみ合い、形になり始めた。そのために中島自身やグループがどう動いていったかを話している。
実現まで11年以上かかったドーム公演についても経緯や心境を吐露。「せっかくなら、10周年だった21年にやりたかったのでは」という問いかけには、「今でよかったと思う」(中島)。この1年で弟組(佐藤勝利、松島聡)がいかに成長したかに触れつつ、今のタイミングでできた幸運を説明する。
「アイドル」というものに対する考察も興味深い。Sexy Zoneは、体調不良で約2年活動を休止していたマリウスが2022年12月31日をもって芸能界から引退したばかり。取材は引退発表前に行われたものだが、「アイドルって、夢って言葉をよく口にするけど、夢って達成したらまた次の夢ができるものだし、自分の成長とともに変わるものだったりする。だから『夢を見ている』とか『見させてもらう』その時間がいちばん幸せかもしれない」と中島。その言葉からは、マリウスと過ごした時間がかけがえのないものであることやエールが感じられ、“推し”を持つ人の心にズンと響くはずだ。
プライベートトークでは、よく作るおうちごはんから、お酒のアテ、好きなクレンジングのタイプなど10問。また、12月16日に行われた初ドームライブのレポートも掲載。これまでのすべてを受け入れ、前に進もうとするSexy Zoneの決意が伝わる誌面となっている。
リリース情報
2023.01.04 ON SALE
『日経エンタテインメント!』2023年2月号