高岡早紀、16歳当時の貴重なデビューライブ映像公開

■当時、ほとんどライブ活動を行っていなかった高岡早紀のレアなステージ映像

高岡早紀が、デビュー35周年＆シンガー復帰10周年を記念して、アルバム『Decade -Sings Cinematic-』を1月31日にリリース。このたび、同作の限定盤DVDより、1989年10月に開催された、16歳当時の貴重な1stライブの映像が公開された。

高岡早紀は、1988年4月にシングル「真夜中のサブリナ」（『マドラス』テレビCM曲）で歌手デビューし、3年半の間に4枚のオリジナルアルバムと7枚のシングルをリリース。その後は俳優として、舞台、映画、テレビドラマなどで活躍を続け、2013年4月「君待てども～I’m waiting for you～」（主演映画『モンスター』エンディング曲）で歌手活動を再開した。

今回公開されたライブ映像は、1989年10月10日・11日に東京・青山スパイラルホールにて行われたデビューコンサートを収録したもの。会場を森に見立て、木や川のセットのなか、男性ダンサーとのバレエシーンも交えた、幻想的な舞台作品のようなステージが展開。サウンド的にも、ヨーロピアンでアンニュイな雰囲気で統一され、多くの楽曲を提供した加藤和彦らによる斬新なプロデュースが施された楽曲も聴きどころとなっている。

当時ほとんどライブ活動を行っていない高岡。ファンの間では、16歳の彼女の魅力に満ちた伝説のステージとして今も語り継がれる公演となっている。

アルバム『Decade -Sings Cinematic-』は、タイトルどおり、2013年からの10年（Decade）を集大成したアルバム。アナログ限定でリリースされていた初CD化音源9曲を含む、全15曲を収録。シンガー復帰以降のベストセレクションとなる作品集で、ジャズ、ボサノバ、シティポップとジャンルレスに表現の幅を広げ、ライブを中心に活躍する現在の高岡早紀の魅力がたっぷり詰まった一枚となっている。

限定盤には、これまでに制作されたMVとライブ映像から精選された映像が楽しめるDVDが付属。さらに、高岡からのメッセージ、歌手活動再開後のディスコグラフィとレコーディングやライブでの未公開写真も掲載されたブックレット付きの豪華盤となっている。

2月4日には、タワーレコード新宿店にて発売記念イベントも開催。ファンは要チェックだ。