Tani Yuukiの新曲「もしものがたり」が、テレビ朝日系アニメ『ドラえもん』の新エンディング曲に決定した。
9月25日に神奈川・茅ヶ崎市民文化会館で行われた全国ツアー『Tani Yuuki Live Tour 2025 ”Still love… this』初日公演のアンコールで発表された。
■ドラえもん、のび太がサプライズ登場
デビュー5周年を迎え、6月には3rdアルバム『航海士』をリリースし、アルバムを携えて全国各地を巡るホールツアーの初日に選ばれたのは地元・茅ヶ崎の茅ヶ崎市民文化会館。自身のアーティスト活動にも大きな影響を与えた地元でTani Yuukiはアルバム『航海士』の楽曲のみならず、5年間の歩みのなかで生み出された楽曲の数々を誠心誠意歌い、届けた。
そして本編終了後、アンコールの声に応えるように再びステージに現れたTani Yuuki。12月15日に行われる日本武道館でのワンマンライブがセンターステージになることが発表されたことに加え、TVアニメ『ドラえもん』新エンディングに「もしものがたり」を書き下ろしたことが発表された。TVアニメ『ドラえもん』のエンディングは2005年のリニューアルから20年で初めて作られる新規エンディングとなる。
幼少期に観た映画『ドラえもん のび太とふしぎ風使い』の主題歌であるゆずの「またあえる日まで」をきっかけにギターを握り、シンガーソングライターとしての道を歩み始めたTani Yuukiにとって『ドラえもん』はアーティスト活動の原点ともいえる作品。
自身のルーツとなる作品に携われる喜びに、Tani Yuukiは「子どものころからずっと見てきた『ドラえもん』の世界に入ることができて、すごくうれしかったです。そして、『もしものがたり』は、僕の中の『ドラえもん』を精一杯詰め込んだ曲で、完成したときには心の底から込み上げるようなうれしさを感じました」とコメント。
さらに、ステージ上にはドラえもん、のび太がサプライズで登場。初披露となった「もしものがたり」をTani Yuukiと一緒に盛り上げ、記念すべき地元公演に華を添えた。
Tani Yuukiの「もしものがたり」が起用された『ドラえもん』の新エンディングは、10月4日放送回よりオンエア。「もしものがたり」は放送前日の10月3日に配信リリースされ、「もしものがたり」を表題としたニューシングルが11月19日に発売される。ニューシングルは3形態でのリリースとなり、初回限定盤Aタイプには『Tani Yuuki Free Live “Bon Voyage!” at横浜赤レンガ倉庫』の映像が収録される。
(C)Fuiko-Pro, Shogakukan, TV-Asahi, Shin-el, and ADK
■Tani Yuuki コメント
Q:「もしものがたり」とともに流れる新エンディング映像を見た感想を教えてください。
初めて見たときは自分の楽曲に合わせてドラえもんが歩いていることが嬉しくて、「めちゃくちゃいい…!」と思いました。 自分の作った楽曲に、ドラえもんたちがノッてくれるなんて、本当に幸せです。素敵な振り付けが入っていたり、漫画のコマのような表現が入っていたり、いろいろな場面を盛り込んでくださって素晴らしいエンディングに仕上げていただきました。感謝です。Q: エンディングのオファーを受けたときのお気持ちを教えてください。
子どものころからずっと見てきた『ドラえもん』の世界に入ることができて、すごくうれしかったです。『もしものがたり』は、僕の中の『ドラえもん』を精一杯詰め込んだ曲で、子供のころから僕の中にあった『ドラえもん』の世界観を、僕なりに表現したいと思い、制作しました。なので、あまり悩むことなく、一気に作り上げることができたのですが、完成したときには心の底から込み上げるようなうれしさを感じました。Q: どのような思いをこめて楽曲を作られたのでしょうか?
普段、生活していて、時には壁にぶつかったり、つまずいたりすることもあると思います。その中で、自分の気の持ちようや考え方次第で世界は広がったり、もっと輝いて見えたりするよ、ということが伝わったらいいなと思って作りました。小さなもの、大きなものにかかわらず、夢を抱いてくれたらいいな、という僕の願いがこもった曲です。Q: 楽曲のなかでも特にお気に入りのフレーズは?
冒頭に「きっと誰でも一度(Wa) 今までに少し(Cry)」というフレーズがあるのですが、そこはメインのボーカルのほかにかけ声が入っていて、みんなで歌って楽しむことができるので、一緒に歌ってもらえたらうれしいです。
Q: ほしいひみつ道具があったら教えてください。
“もしもボックス”がすごく好きで、“こんな世界だったらいいな”という願望を一度かなえてみたいです。あとは“タイムマシン”や“タイムふろしき”など、時間を操ることができる道具はロマンがあっていいなと思いますね。ほかにも、“名刀電光丸”や“空気砲”、“ころばし屋”が好きです。ピンチのときにこの道具たちが出てきてくれると安心感があります。アーティストとしては、“コエカタマリン”もいいですね。ライブで歌声が形になって出てきたら面白いんじゃないかな(笑)。Q: 『ドラえもん』のなかで好きなエピソードを教えてください。
『あの名作をもう一度…おばあちゃんの思い出』(2006年放送)というおはなしがすごく印象に残っています。僕、すごいおばあちゃん子だったんですよ。子どものころ、このおはなしを見たときタイムリーにおばあちゃんにひどいことを言ってしまったあとだったので、すぐに謝ろう、そしてもう絶対言わないようにしようと誓ったことを覚えています。大人になって改めてその回を見てみたら…やはり泣けてしまいました。Q: 視聴者の皆さまにメッセージをお願いいたします。
僕が担当するテレビアニメ『ドラえもん』のエンディング『もしものがたり』は10月から放送です。子どもたちの夢だけではなく、大人たちの背中もそっと押す曲になってくれることを願っています。心を込めて作ったので、ぜひ聞いてください。
■リリース情報
2025.10.03 ON SALE
DIGITAL SINGLE「もしものがたり」
2025.11.19 ON SALE
SINGLE「もしものがたり」
■関連リンク
『ドラえもん』作品サイト
https://www.tv-asahi.co.jp/doraemon/
Tani Yuuki OFFICIAL SITE
https://taniyuuki.com/



