SUPER EIGHTの大倉忠義が編集長を務めるエンターテイメントマガジン『Zessei』が、11月10日に創刊される。その創刊を記念した写真展の開催を前にした11月9日に、編集長の大倉と『Zessei』の表紙巻頭を飾ったACEesから深田竜生が、そして裏表紙と第2特集の関西ジュニアから西村拓哉が登壇したトークショーが実施された。
■「ジュニアの中で出たいなと思ってもらえるような雑誌にしたい」(大倉忠義)
『Zessei』は、STARTO ENTARTAINMENT所属ジュニアのプロデュースに携わってきた大倉忠義が編集長を務めるエンターテイメントマガジン。同誌はジュニアを中心に構成されており、編集長独自の視点により選出されたラインナップと、ビジュアル面を重視した撮り下ろしを特徴とする内容で、創刊号の表紙巻頭特集にはACEesを起用。裏表紙は関西ジュニアから選出されたメンバーが登場している。
絶世を体現する存在として道枝駿佑が取り上げられている他、ジュニア時代の絆が生んだコラボレーション企画として、永瀬廉・西畑大吾・正門良規がグループの垣根を越えて登場するなど、STARTO ENTERTAINMENTの先輩アーティストも参加。編集長自身が出演する特集では菊池風磨をゲストに迎え、対談企画も実施している。
この『Zessei』の創刊を記念した写真展が、11月10日から11月30日までの期間、ラフォーレミュージアム原宿にて開催される。前述したように、それを前にした11月9日にトークショーが実施され、会見レポートが到着した。
■創刊記念写真展 Zessei 会見レポート
Q1.創刊の背景、きっかけ
大倉「東西あわせてジュニアは200名近くいるんですけれども、雑誌が少なくなったりしていくなかで、自分目線ですごく魅力的な子がいっぱいいまして。どうにか世間の皆さまに紹介できる方法はないのか?というところから、雑誌ができないかな?と。発売日を楽しみにして、手に取ってワクワクしていたといういい記憶があるので、どうにかその経験を今の世の中に残す方法はないのかな?というところで、紙に行きつきました」
Q2.大倉命名のタイトル。『Zessei』に込められた意図
大倉「綺麗にタレントを撮影することが一番の目的だったので、美しく優れたものである“絶世”というところから、Z世代であったり、結びつく言葉が結構あるなというところでこの名前に決まりました」
Q3.紙面の紹介。創刊号の特集、内容
大倉「表紙と巻頭特集をACEes、裏表紙が関西ジュニア選抜メンバーということで、東西のジュニアが表紙を彩ってくれました。ACEesは彼らの綺麗なビジュアルとLAの大自然の掛け算が撮れたらと思いました。裏表紙は関西ジュニアのわちゃわちゃした彼らの魅力を撮らせてもらいました。中面はいつもの明るい彼らの魅力を封印してもらい、綺麗でかっこいい感じをお願いしました。そういった普段との対比も楽しめる構成になっていると思います」
◆STARTO ENTERTAINMENTの先輩アーティストも登場しているが、どういった経緯で出演を依頼したのか?
大倉「まずこの雑誌が、ジュニアの中で出たいなと思ってもらえるような雑誌にしたいという目標があり、その絶世の象徴として、まずみっちー(道枝駿佑)に出てほしいと直談判しました。そこから始まり、西畑大吾、正門良規、永瀬廉は昔からの仲でいまだにプライベートでも親交があることを知っていたので。『わちゃわちゃと(出て)語ってくれへん?』ということでお願いして出てもらいました」
◆自身も編集長対談企画で登場しているが、菊池風磨さんとの対談はどうだったか?
大倉「自分で雑誌を作りたいと言った手前、出づらかったんですが(笑)。周りに説得され、ひとりで出るのは恥ずかしかったので対談という形にしてもらって、風磨に来てもらいました。意外と真面目な話もしていたりして。今の風磨の立ち位置だったり、timeleszがどうなっていくんだろう?みたいなところもいろいろ話してくれましたね」
(表紙を飾った2組、東京ジュニア(ACEes 深田竜生)と関西ジュニア(西村拓哉)も登壇し、3人で撮影の裏側についての話を)
Q4.創刊号の表紙を飾った感想
深田「率直にすごく嬉しかったですね。5人でそのお話を聞いた時にみんなで『やったー!』と盛り上がりましたし、LAでの撮影だったので、みんなでめちゃくちゃ気合い入れて撮影に臨みました。僕自身としては、中面でなにわ男子の道枝くんとも撮影させていただいて、すごく光栄でした。LAは初めて行ったんですけど、開放的ですごくいい表情になっていると思います」
西村「普段やってる雑誌とは一味違う、どっちかといったら写真集に近い雰囲気の撮影ができるとお聞きしてすごく楽しみでした。裏表紙は明るく楽しく、中面では笑顔を封印してほしいと言われて。普段からおちゃらけてるのが得意なメンバーだったので、『これは大倉さんからの高いハードルをもらったな』と思って、撮影中はしっかりとセクシーな表情を作ることを意識しました」
◆どちらの現場にも編集長という立場で立ち会った感想、編集長としての想い
大倉「普段は何かの現場の裏側でジュニアと会うことが多いんですけど。そういう場で会うと普通の若者なんだけど、やっぱり衣装を着て、ちゃんとセットして、カメラの前に立つと、やっぱり雰囲気ありますし。みんな綺麗な顔してるんだなって改めて気づきましたね」
◆「編集長の仕事ぶりはどうだったか?」(※実は、大倉発案の質問だった)
深田「もう、最高でしたね! それこそ僕らのLA撮影にもついてきてくださったり、ロケハンに行ってくださったり。すごく気持ちよく撮影させていただきました!というのと、ひとつ…道枝くんとの撮影にもわざわざ来てくださったんです。でも、最初に道枝くんの撮影で、その後が僕だったんですけど。道枝くんの撮影が終わったら(大倉が)「お疲れ!」って帰っちゃって…。寂しかったです(笑)」
西村「僕たちの裏表紙の現場にも来てくださって。普段、関西ジュニアでわちゃわちゃしたカットを撮ることが多いんですけど。8人のわちゃわちゃの中でも、1センチ2センチのわずかな距離でも見え方が変わってくると現場でアドバイスいただいて。ただのわちゃわちゃにも、すごくこだわってらっしゃったことが印象的でした」
Q:今後はどんなペースで刊行するのか?
大倉「どんなペースで出すかは未定なんですが。1年の間にも、出てくれるタレントの成長だったりビジュアルの変化もすごくあると思うので、なるべくそれを追いかけられる頻度で発行することを理想とはしています」
■『Zessei』特徴
STARTO ENTERTAINMENT所属ジュニアのプロデュースに携わってきた大倉忠義が編集長として創刊したエンタメマガジン。ジュニアがメインで登場し、編集長独自の視点で人選したラインナップと、ビジュアルにこだわった撮り下ろしが特徴。STARTO ENTERTAINMENTの先輩アーティストも、ジュニアとの繋がりや所縁のある者や、ジュニアをキーワードにした企画等に登場する。
■編集長・大倉忠義 コメント
●『Zessei』というタイトルに込めた意味
まず、メインで登場してもらうジュニアたちを指す“Z世代”という意味合いのものは入れたかった。その“Z”というアルファベットから始まるワード、フレーズはないか?と探していって、「世にまたとないほど優れていること」の意味である“絶世”と出会ったという感じです。“Z世代のアイドル”を“絶世のビジュアル”で撮りおろす、ふたつの意味が込められています。●紙媒体へのこだわり
今、雑誌がどんどん休刊になっていますが、なくなって改めてその良さに気づくことも多いと思うんです。デジタル化が加速している今、アナログ、紙の価値は今一度評価されるべきなんじゃないかと。そもそも僕は、ふだん本をデジタルで読むのが苦手というのもあります。
この感覚は年代によっても違うかもしれませんが、ファンクラブの会報もデジタルが主流になりつつあるなかで、「紙がいい」というファンの方も多いんです。デジタルはデジタルでもちろん便利なんだけど、ちゃんと形として残せるもの、自分の手元に置いてコレクションできるものが欲しいという声を、イベントで直接ファンの方から聞いていたことも大きかった。アイドルを応援してくださっている方というのは、保存したり飾ったりということをいろいろやってくださるので、『Zessei』がそういう一冊になれたらいいなと思っています。ぜひ、手に取って、触れて、残していってもらえたら嬉しいです。●創刊号をつくり終えた感想
やっぱり、全ての写真が並んだ時は “おぉ!”となりましたね。それぞれの個性にあったものができた気がしています。誌面に出ている人が、絶世のビジュアル=綺麗に写るといいなっていうところは意識しましたし、キャラクターが面白い子がいっぱいいるんですが、そういう子たちって“面白い”印象が強くてあまり気づかれないけど、まじまじと顔を見てみたら…こんな綺麗な顔してたんや!みたいな(笑)。そういうところをちゃんと写してあげたいなと考えていたので、それぞれちゃんとイケメンに写っていて安心しました。僕も“あ、こんな綺麗な顔してたんや”と思ったぐらいなので、それぞれの“担当”の方たちは知っている “実はこの人、かっこいいんだよ”っていうところを切り取れたんじゃないかなと思っています。●今後の展開
『Zessei』の編集方針として、本誌で取り上げるグループ、個人については、基本的に“編集長の独自の目線”で選抜させてもらっています。ジュニアが全員出ていても面白いとは限らないし、現実的に無理なところもある。だから、次号ではガラッと変わっているかもしれないですし…というか、変わっていたいんです。表紙に登場する人によって、誌面全体のカラー、イメージもまた変わると思いますし、そうするとセレクトも変わってくる。創刊号は“Zessei=絶世”としての表現がテーマにあったので、全体的に綺麗で美しい感じにしましたが、ポップなこともやりたいし、もっといろんなことをやってみたい。「Zesseiはこんな雑誌」というものはなくて、「どんな雑誌なの?」って言われたい(笑)。自由にやりたいんです。通常、その“雑誌らしさ”があるものですが、僕は「そんなの決めたくない!」と思っているんです。それを決めてしまったら、何号目からか自分が飽きてしまいそうだし、そこに合わない子も出てきてしまうだろうし。そうならないためにも、いろんなことにチャレンジできる余白は残しておきたいんです。
これからも、登場してもらうジュニア、グループについては、引き続き編集長の独自の視点、その時のテーマによって人選させていただきます。彼らには、当然のように出られる場とは思ってほしくないというか…出られることは当たり前じゃない。そういうスタンスでいたいですし、そういう雑誌にならなきゃいけないと思っています。
■書籍情報
2025.11.10 ON SALE
エンターテイメントマガジン『Zessei(ゼッセイ)』
■イベント情報
『創刊記念写真展 Zessei』
11/10(月)~11/30(日)東京・ラフォーレミュージアム原宿
※会場へのお問い合わせはご遠慮ください。
■関連リンク
『Zessei』OFFICIAL SITE
https://famikura-store.jp/s/j/page/Zessei
SUPER EIGHT OFFICIAL SITE
https://infinity-r.jp/
https://starto.jp/s/p/artist/13?ima=2752








