WOWOWにて10月31日から放送・配信がスタートした連続ドラマW-30『ストロボ・エッジ Season1』のプレミア上映会が11月10日、東京・イベントホールLUMINE0で行われた。
■高橋恭平&伊野尾慧、初対面の様子をステージで再現
原作は、『アオハライド』『思い、思われ、ふり、ふられ』などのヒット作を世に送り出し、現在連載中の『ユメかウツツか』も話題を呼んでいる咲坂伊緒の同名作品。真っすぐで切ない初恋の気持ちを丁寧に描いた純愛ラブストーリーとして多くの人々の憧れと共感を集め、全10巻で累計発行部数800万部(※電子版を含む)を突破し、今なお絶大な人気を誇る咲坂伊緒の“青春三部作”のひとつ。
放送が始まるとSNS上では「原作のイメージにピッタリで言葉が出ない」「登場人物も映像も何もかもが美しい」といった声が飛び交い、#ストロボ・エッジがトレンド入り。この秋を代表する“最高峰の本格青春ラブストーリー”として、大きな話題となっている。
プレミア上映会には、ヒロイン・木下仁菜子役の福本莉子、仁菜子の初恋の相手・一ノ瀬蓮役の高橋恭平、次第に仁菜子のことを本気で好きになっていく安堂拓海役の山下幸輝、仁菜子の親友で大樹に恋心を抱く上原さゆり役の小坂菜緒、仁菜子を一途に想う是永大樹役の中沢元紀、仁菜子たちがアルバイトを始めるカフェのオーナー・三好恭一役の伊野尾慧、仁菜子たちの片思いをあたたかく見守る養護教諭・保科千秋役の千葉雄大といった、物語を彩る豪華主要キャスト陣が集結した
客席通路からの登壇に早速大きな歓声が上がるなか、舞台挨拶がスタート。まずは、福本演じる仁菜子と高橋演じる蓮の“想い”が動き出した第1話と第2話から、お気に入りのシーンについてトークを展開。福本が「たくさんあるんですけど、やっぱり電車のシーン。ふたりが出会う場所でもあるし、物語が進むにつれても電車のシーンは印象的な場面が多いんです」と振り返りる。
さらに、福本は「じゃーん」と声を弾ませながらこっそり手元に忍ばせていた仁菜子と蓮をつなぐキーアイテムである「蝶のキーホルダー」を披露。「このキーホルダーは、グッズ化もされているのでぜひ!」とアピールすると、キャスト陣から「買います!」という声も飛び出した。
仁菜子と蓮を軸に、青春だからこそのまぶしい恋愛模様が描かれる本作。高校生チームには同世代のキャストも多く、撮影現場も和気あいあいとした雰囲気だったそう。泊まりのロケでは、男子4人(高橋、山下、中沢、井上想良)が同じ部屋で過ごした日があったとのこと。高橋が「修学旅行のような感じで、畳の部屋に4つ布団を敷いて寝ました」明かすと、中沢が「恭平が先に寝ちゃって、僕らが布団に運んだんですよ」と続け、高橋は照れくさそうな表情を見せた。
その後、中沢は「恭平が言ったとおり、本当の同級生のように仲良くなった」と撮影を振り返りつつもスケジュールの都合上、ここで退席。高橋が「めちゃくちゃ早いやん!」とすかさずツッコミを入れるなど、その仲の良さが垣間見られるひと幕も。
続く作品トークでは、初恋相手の蓮に惹かれる仁菜子へ本気の恋をしてしまう安堂を演じた山下に「もし自分が安堂の立場だったらどんなアプローチをする?」という質問が。山下は、「安心感や親近感を持ってもらうために『好きな食べ物なんですか』とか、身近なことから話しかけて『この人、安心できるな』というアプローチをしたいなと思います」と、自分なりのアプローチ法を語りった。
そして、さゆり役を演じた小坂はラブストーリーへの出演は、今回が初めて。「ここにいる皆さんとは全員初めましてだったので、人見知りの自分としてはひとつ壁がありましたけど、皆さんすごく優しく話しかけてくださって、和やかな雰囲気のなか演じられました」と撮影を振り返りつつ、「友だちへの恋心を知りながら自分が告白するという第1話の最後のシーンは、すごく悩みました。台本や原作を何度も読み返して、いろんなことを想像しながら進めていく毎日でした」と、演じたさゆり役への想いを明かした。
一方、恋に悩む高校生組を見守る大人たちの話題では、まず仁菜子たちがアルバイトを始めるカフェのオーナー・恭一を演じた伊野尾。今回、髪色や髪型を原作に寄せるなどこだわった役作りをしたという伊野尾は、演じるうえでは「誰かの恋を見守る役は初めてだったので、しっかりとみんなをサポートしよう、見守ろうと意識していました」とコメント。
さらに、本作の出演オファーに最初は「高校生役!?」と驚いたと明かし「本当に高校生役が来たら?」という質問には「困ります!」と即答。「そのときは一度、恭平くんに、演じられるかな? と相談したい」と高橋に視線を送り、「一緒に高校生役やりましょう!」と乗り気な高橋には「じゃあ、一緒に!」と返すなど、楽し気なやり取りを見せた。
コンビネーション抜群の高橋と伊野尾だったが、実は本作が初共演。「事務所の先輩とドラマでご一緒するのが初めてだったんですけど、めちゃくちゃ優しく話しかけてくださって。拾った猫のようにかわいがってもらいました」と笑顔を見せる高橋に、伊野尾は「僕も後輩と一緒になることが多くないので、緊張しちゃって。どういう挨拶をしたらいいのかわからなくて、恭平くんの手を両手で握ってしまいました」と照れ笑い。
そのときの様子をステージで再現するも、想像以上にぎゅーっと手を握る伊野尾にちょっと腰が引けてしまう高橋さ。その姿には、場内から大きな笑いが起こった。
さらに、仁菜子たちの片想いをあたたかく見守る養護教諭・保科を演じた千葉は撮影中「お母さんの目線で見守っておりました(笑)」と、満面の笑み。福本からは「仁菜子を演じていると、ふとしたときに千葉さん演じる保科先生の言葉が聞こえてきて。背中を押されていました」というコメントもあり、千葉は今、片想いに悩んでいる人に向け「人生一度きりなので、当たって砕けてみてもいい。砕けたら友だちとかが拾ってくれるし、誰も拾ってくれなかったら自分で拾って僕みたいに強くなってください!」というメッセージを送った。
実は本作では福本、高橋、山下、小坂の4人が大阪出身という共通点も。ということで、本作の思い出を関西弁でトークして! というコーナーも。「関西弁でしゃべって、と言われるとむずい」と言い合う4人でしたが、伊野尾と千葉がエセ関西弁で乱入するひと幕もあり、突然の無茶ぶりに応えたキャスト陣には場内からあたたかな拍手が贈られた。
舞台挨拶の後半では、男性陣が“作中のイチオシ名台詞”を生披露。しかし、披露するのは自分のセリフ以外のものということで、まずは「そのうち 迷わず走れるようになる日がくるよ」という保科のセリフを伊野尾。そして、恭一のセリフ「片想いばっかだな、この店は」を高橋、安堂の「蓮を想う気持ちなんか、俺が全部消してあげる」を千葉、蓮の「答えるまで、帰さない」を山下が挑戦。
本編とは違った組み合わせにおおいに盛り上がる場内だったが、本物の名台詞も聞きたい! ということで、男性陣4人は自分の演じた役の台詞も生披露。伊野尾が「片想いばっかだな、この“会場”は」とアレンジする場面もあり、客席からは悲鳴のような歓声と大きな拍手が沸き起こりった。
舞台挨拶の最後にはキャストを代表して「連載当初から長くいろんな方に愛されている作品のドラマ化。映像もきれいですし、新たな良さが加わってさらに素敵な名シーンになっていると思います。老若男女、いろんな方に観ていただきたいです」と高橋、
「原作の咲坂先生が描かれた青春3部作のひとつを令和に実写化できるのが、まずうれしいです。一人ひとりの想いが詰まっている作品ですし、各話の終わりのエピローグや毎回変わるオープニングにも注目していただきたいです。Season1・2と通して楽しんで観てください」と福本がメッセージを贈った。さらに、「ストロボ・エッジ」「大ヒット!」と客席とコール&レスポンスを交わし、舞台挨拶を笑顔で締めくくった。
番組情報
WOWOW 連続ドラマW-30『ストロボ・エッジ Season1』
WOWOWにて放送・配信中
TVerで最新話見逃し配信
WOWOWオンデマンドでSeason1(全6話)一挙配信中
■関連リンク
『ストロボ・エッジ Season1』公式X
https://x.com/strobe_edge_wow








