秋山黄色が今年10月からスタートさせたツアー『秋山黄色 LIVE HOUSE TOUR 「鬼奏本能」』のファイナル公演が、本日恵比寿LIQUIDROOMにて開催された。
■「今のが最後かもしれんと思って歌ってんだよ俺。毎回そうなの」秋山のむき出しの言葉と歌声が場内を揺るがす!
中学生の頃にTVアニメ『けいおん!』に影響されベースを弾き始め、2020年のメジャーデビュー以来様々なアニメ作品への楽曲提供や精力的なライブ活動で注目を集める秋山黄色が、10月からスタートさせたツアー『秋山黄色 LIVE HOUSE TOUR 「鬼奏本能」』のファイナル公演が、12月13日に恵比寿LIQUIDROOMにて幕を開けた。
チケットはソールドアウトの盛況でファイナルを迎える秋山黄色。実はワンマンでは初めての恵比寿LIQUIDROOMとなる。
暗転され真っ暗の超満員の会場に、黒いマント姿の何者かが現れたと思うと、フロアタムを激しくプレイし始める。SEと連動したプレイを披露しマントを脱ぐと、真っ白の衣装に身を包んだ秋山黄色が。
1曲目は「モノローグ」。深い後悔のなかでせめてもの救済を求める祈りの歌。なだれ込むように「PUPA」、そして代表曲である「Caffeine」を続けざまに披露。序盤からトップスピードだ。
中盤ではレアな2ndアルバムに収録されている「月と太陽だけ」や、2020年の「秋山黄色ONE MAN LIVE『登校の果て.W』」でも披露された、ファンにはお馴染みの「鼻水止まんないよ」もパフォーマンス。そして、11月に発売されたばかりのシングルから、消えたい気持ちと生きたい衝動の狭間で揺れる心情を描いた「ブランコ」をピアノの弾き語りで披露。
「今のが最後かもしれんと思って歌ってんだよ俺。毎回そうなの。これが最後かもしれないじゃん、皆んなと会うのも。そんな中さ本当のことばっかり歌いたいわけ。どんだけ楽しかろうと、どんだけ大事な人が出来ようといつかはいなくなっちゃうんだよ。死ぬ訳じゃないから休もっか、一回。そういう事何回も言われて何回も刺さらない。そんな人はずっとひとりぼっちなの?誰も歌わないからさ。俺だけは歌わなきゃ。」
痛みを抱えたまま。孤独や絶望を直視しながら前へ進む力を与えてくれる。秋山黄色の真骨頂だ。
表題曲である疾走感溢れるロックナンバー「Quest」では、ここぞとばかりに希望を見せてくれた。
巨大な歓声で迎えられて披露したアンコールの1曲目「サーチライト」では、「誰よりもでっかい光で照らします!」と宣言。鬼気迫る勢いで駆け抜けた約2時間のセットリスト。何一つ嘘のない、痛みを分かち合いながら光で照らす秋山黄色を見ることができた。
来年3月には『秋山黄色 Hall Tour 「魔法のもしも」』が開催予定。東京公演は秋山黄色の誕生日である3月11日(水)に「LINE CUBE SHIBUYA」。大阪公演は3月20日(金・祝)に「NHK大阪ホール」にて開催予定だ。
■秋山黄色 LIVE HOUSE TOUR 「鬼奏本能」 SET LIST
1.モノローグ
2.PUPA
3.Caffeine
4.月と太陽だけ
5.Bottomscall
6.夕暮れに映して
7.鼻水止まんないよ
8.ブランコ
9.FLICK STREET
10.Lonely cocoa
11.Quest
12.ネイルイズデッド feat.100回嘔吐
13.とうこうのはて
14.アイデンティティ
15.INSOMNIA
EN1.サーチライト
EN2.Wannabe
■秋山黄色コメント
秋山黄色です!
またしばらく期間が空きそうなので、ホールツアーをやっておきます!
たくさんのご来場をお待ちしております。
■ライブ情報
『秋山黄色 Hall Tour 「魔法のもしも」』
[2026]
03/11(水)東京・LINE CUBE SHIBUYA
03/20(金・祝)大阪・NHK大阪ホール
■【画像】ライブの様子など
(C)アルト・講談社/補助魔法プロジェクト
■関連リンク
秋山黄色 OFFICIAL SITE
https://www.akiyamakiro.com/









