12月になると、街がクリスマスデコレーションで彩られる。その景色を観て、ワクワクしたり、ちょっぴり切なくなったり…そんな私たちの心に寄り添ってくれるのが、音楽だ。最新クリスマスソングから定番の名曲まで、洋楽&邦楽まとめて人気曲をピックアップ!
■最新!クリスマスソング
「Christmas Wish」平井大
「Sweetie」ME:I
「メニークリスマス」Tani Yuuki
「お願いサンタクロース」コレサワ
「Blue Moon」NiziU
「#MerryChristmas」なにわ男子
「クリスマスイブ」優里
「ホワイトキス」鈴木鈴木
「冬のプレゼント」もさを。
「Holy Lights」imase
【▼THE FIRST TIMES PLAY LIST】
https://tftimes.lnk.to/rPPB3CZdT1
「Christmas Wish」平井大(ひらい だい)
街が色づくと甦る、“キミ”の記憶。ちゃんと祝えなかったクリスマスを振り返りながら、今もなお想いは募る。だからこの曲の主人公は、もう一度素敵なクリスマスを始めたいと願っている。
シチュエーションは切ないけれど、前向きなムードに満ちたラブソング。大切な人への想いに気付いたとき、人は少し大人になるのかも。
「Sweetie」ME:I(ミーアイ)
ME:Iが、グループとして初めて過ごす冬をファンとともに祝うホリデーソング。
デビューシングルのタイトル「MIRAI」(ミライ)が歌詞に込められ、これからも続く素敵な日々への願いを歌っている。マライア・キャリーの名曲「恋人たちのクリスマス」を彷彿させるハッピーなアレンジも心を躍らせるポイント。
「メニークリスマス」Tani Yuuki(タニ ユウキ)
好きな人と過ごせないクリスマス。この曲の主人公は想い中の“君”を想いながら、ちょっとふてくされた顔でクリスマスの光景を眺めている。
幸せな時間を過ごしている人ばかりじゃない…。そんな当たり前のことを思い出させ、孤独な心をそっと支えてくれる一曲。ラストに響く口笛が、軽やかな余韻を残す。
「お願いサンタクロース」コレサワ
コレサワがインディーズ時代から歌っていたクリスマスソング。
小さい頃は、サンタさんに欲しいものを無邪気に願ったもの。でも大人になった主人公がクリスマスの夜に願うのは、目に見えるプレゼントではなくて“自分らしい生き方”。インタールードに奏でられるクリスマス名曲のフレーズが、幼い頃の優しい気持ちを思い出させてくれる。
「Blue Moon」NiziU(ニジュー)
日本国内女性アーティスト史上最速で東京ドーム公演を達成するなど、2022年も大活躍だったNiziU。
そんな彼女たちにとって4枚目となるシングル「Blue Moon」は、これまでのテイストとは異なる大人のウィンターソング。大切な人を思う気持ちが込められている心温まる一曲だ。
「#MerryChristmas」なにわ男子(なにわだんし)
2022年11月リリースのシングル「ハッピーサプライズ」収録曲。サビの《Ding-Dong,ding-dong》と鐘の音に合わせた、キュートなダンスが印象的な令和の新定番クリスマスソング。絵本から飛び出してきたような、心くすぐるファンタジックな世界観が味わえるMVも見もの。デビュー曲「初心LOVE(うぶらぶ)」同様、なにわ男子の愛らしい一面とうまくマッチしている。
「クリスマスイブ」優里(ゆうり)
「ドライフラワー」や「かくれんぼ」など数々の人気曲を生み出してきた優里にとって、初となるクリスマスソング。クリスマスシーズンのキラキラとした部分ではなく、切なさにスポットを当てた一曲だ。MVには、ドラマや映画など多岐にわたって活躍中の南沙良が出演。色褪せない想いと、色褪せた景色が交錯する儚くも切ないクリスマスが描かれている。
「冬のプレゼント」もさを。
女性目線のラブソングを紡ぐシンガーソングライターもさを。が、2020年にリリースした「冬のプレゼント」は、クリスマスシーズンにぴったりな冬の片思いソングだ。《あなた》と会うために髪を切ったり、新しい洋服を買ってみたり…。恋する女性をいつもより少しだけ大胆にさせる冬、相手を思うピュアな気持ちが詰まった同曲は、聴いているだけで寒くなっていた心を溶かしてくれる。
「Holy Light」imase(いませ)
渋谷のクリスマスをテーマにした「Holy Light」は、クリスマスを彷彿とさせるフレーズや、ベルの音などホリデーシーズンの要素がたっぷり詰まった“ド直球のクリスマスソング”と言っても過言ではないだろう。TikTokで“バズリ”を連発しているimaseだけあって、一度聴いただけで頭に残るキャッチーなクリスマスソングに仕上がっている。
■毎年聴きたい!定番のクリスマスソング
「AIII Want for Christmas Is You」マライア・キャリー
「Last Christmas」ワム!
「Santa Tell Me」アリアナ・グランデ
「メリクリ」BOA
「恋人がサンタクロース」松任谷由実
「シンデレラ・クリスマス」DOMOTO(KinKi Kids)
「Happy Xmas(War Is Over)」ジョン・レノン
【▼THE FIRST TIMES PLAY LIST】
https://tftimes.lnk.to/ZGTrWaP9T1
「All I Want for Christmas Is You」マライア・キャリー
「クリスマスソングといえば?」と聞かれたとき、この楽曲を思い浮かべる人も多いのではないだろうか。マライア・キャリーが1994年に発表した、邦題「恋人たちのクリスマス」でも愛されている同曲は、オルゴールの音色のような優しいイントロから一転、アップテンポへと変化。恋する気持ちを高らかに歌っており、ハッピーな気分をさらに盛り上げてくれる一曲だ。日本では、1994年放送のフジテレビ系連続ドラマ『29歳のクリスマス』主題歌に起用されたことでも話題に。
「Last Christmas」ワム!
イギリスの音楽デュオ・ワム! が、1984年にリリースした「Last Christmas」。テイラー・スウィフトやアリアナ・グランデの他、松田聖子やEXILE、BoAなど様々なアーティストにカバーされる、世界中で愛されるクリスマスソングの一曲。歌詞をじっくり読むと、楽曲を聴いた印象とは違う見え方がするので、ぜひ歌詞に注目しながら聴いてほしい。
「Santa Tell Me」アリアナ・グランデ
2014年リリースの「Santa Tell Me」は、恋に悩む女の子の心情を描いた楽曲。彼との未来をサンタクロースに尋ねるキュートな歌詞が特徴的だ。友人とのホームパーティーではしゃいだり、いたずらっ子のようにべットに潜る姿などを収めたMVでは、クリスマスを楽しむ自然体のアリアナ・グランデを堪能することができる。
「メリクリ」BoA(ボア)
2004年リリースの15thシングル。透き通った声で訴えかける《ずっとずっとそばにいて/大切なきみを見つめてたい》という切実な恋心。まさに、冬の恋を彩ってくれる楽曲だ。冬の恋を優しく彩る名曲として、今もカラオケで高い人気を誇る。
「恋人がサンタクロース」松任谷由実(まつとうや ゆみ)
“恋愛の教祖“と称されたユーミンが、1980年に発表した楽曲。少女と女性の会話を通して、恋人という存在の特別さを鮮やかに描く。
2番の歌詞では少女が大人へと成長し、女性のセリフに込められた意味を知る。そのプロセスに、ロマンチックな余韻と成長に伴う感傷が巧みに織り込まれている。
「シンデレラ・クリスマス」DOMOTO(KinKi Kids)(ドウモト)
DOMOTO(KinKi Kids)が1998年に発表した5thシングル収録曲。作詞家の松本隆が『シンデレラ』の物語を現代の恋人たちに重ね合わせ、ロマンチックに描いた。
恋人たちの時間は魔法のように過ぎ去っていくけれど、ぼくは君の手を握って《この愛だけ永遠》と伝える。幸せと切なさの絶妙なバランスが、まさに彼らの真骨頂。
「Happy Xmas(War Is Over)」ジョン・レノン
ジョン・レノンとオノ・ヨーコが共作したスタンダードナンバー。クリスマスを祝う喜びと平和への祈りを込め、フィル・スペクターの華やかなアレンジが彩りを添える。
《War is over! If you want it》(戦争は終った、あなたがそう望めば)というフレーズは、世界中で戦争が絶えない今こそ歌いたい。
■恋人や友達と楽しむクリスマスソング
「クリスマスソング」back number
「ハピネス」AI
「再会 (produced by Ayase) 」LiSA×Uru
「Merry Christmas」BUMP OF CHICKEN
「Merry & Happy」TWICE
「I promise」King & Prince
「Christmas wishes」Snow Man
「Holy Moly Holy Night」ちゃんみな&SKY-HI
【▼THE FIRST TIMES PLAY LIST】
https://tftimes.lnk.to/85GO1HP5T1
「クリスマスソング」back number(バックナンバー)
2015年に放送されたフジテレビ系ドラマ『5→9〜私に恋したお坊さん〜』の主題歌。失恋、片思い、破局…どんな悲しいシチュエーションであっても“人を愛すること”にフォーカスし、報われぬ思いを昇華してきたボーカル&ギター・清水依与吏が描く、切ないクリスマス。きらめく街と取り残された《僕》の対比、そして《君が好きだ》という想い…クリスマスソングとしてのみならず、心に刺さる失恋ソングとしても名高い一曲。
「ハピネス」AI(あい)
2011年から5年連続で、コカ・コーラのクリスマスキャンペーンタイアップ曲として使用された「ハピネス」。AIと一緒になってシンガロングしたくなるほど、開放的にさせる楽曲だ。《君が笑えば この世界中に/もっと もっと 幸せが広がる》という愛に溢れたフレーズは、閉塞感が漂うこのご時世に特に希望を届けてくれるのではないだろうか。
「再会(produced by Ayase)」LiSA×Uru(りさ×うる)
一発撮りのパフォーマンスを鮮明に切り取るYouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』発のコラボレーションで誕生した同曲。LiSAとUruが歌唱、YOSABIのコンポーザーであるAyaseがプロデュースをつとめる。張りのある歌声を響かせるLiSA、しっとりとした歌声で魅了するUru、令和を代表するふたりの歌姫が、寒い冬にぬくもりを灯すように歌い上げている。
「Merry Christmas」BUMP OF CHICKEN(バンプ オブ チキン)
クリスマスを迎えた街に、様々な人が行き交う。うれしそうな人、イライラした人、涙する人。いつも以上に孤独を感じている“僕”は、《今夜こそ優しくなれないかな》とつぶやく。
情景に心を映し出す、藤原基央ならではのストーリーテリングが光る一曲。屈折した眼差しと温もりが同居する世界観に、多くの人が共感するはず。
「Merry & Happy」TWICE(トゥワイス)
クリスマスに感じていた孤独が、君と一緒なら楽しさと幸せに変わる。そんな喜びを素直に歌うキュートな一曲。
好きな人がいるだけで、世界はまるで違って見える。恋人はもちろん、友達や推しにも重ねられる、普遍的なハッピーソング。ホームパーティを楽しむTWICEの姿を映したMVも、幸せムードたっぷり。
「I promise」King & Prince(キング アンド プリンス)
King & Prince初のウィンターラブソング。
揺れる日々をともに支え合う恋人たち。距離を隔てた時間がふたりの絆をより深め、この曲の主人公は今、自分の手で幸せな結末を掴もうとしている。《誰にも破れない約束を交わそう》というフレーズが、永遠を誓うプロポーズのように響く。
「Christmas wishes」Snow Man(スノーマン)
Snow Man初のクリスマスソング。「wish upon a star(星に願いを)」をモチーフにした、恋人たちの愛を祝福するロマンチックな一曲。キラキラした鐘の音が鳴り響くハッピーなサウンドが心を明るく照らしてくれる。
ソロからユニット、そして全員へと展開していく歌の構成も聴きどころ。
「Holy Moly Holy Night」ちゃんみな&SKY-HI(ちゃんみな&スカイハイ)
ちゃんみなとSKY-HIのコラボレーションによる、良い意味でふたりがバチバチにやり合う痛快なパーティーソング。散々カッコ良くキメたあとに、「ジングルベル」の鼻歌(堂々と歌い続けるSKY-HI、笑いをこらえるちゃんみな)という緩急の付け方はさすが。大騒ぎしたいときに聴きたい、“アガる”クリスマスソングだ。ふたりがMVで披露した息の合ったペアダンス、年代に合わせた衣装&ダンスもポイントだ。
■音楽でクリスマスをより素敵な1日に
時代が移り変わるのと同じく、多種多様なクリスマスソングが誕生しているので、今のあなたにフィットする曲を探してみてほしい。
そして、まもなくやってくるクリスマス。切なさを抱き締めている人にとっても、全力で楽しむ準備をしている人にとっても、最高の1日になりますように──。メリークリスマス!
TEXT BY THE FIRST TIMES編集部
■楽曲リンク
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